ドライヤー難民

なぜこの値段でそのドライヤーなのか。温泉宿におけるドライヤーのお話。

天山湯治郷

tenzan.jp

住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋208

利用:日帰り

洗面台数/ドライヤー数:4/4

機種:AIVIL AirBeat1400・ワールドドライヤー

評価:★

感想:施設の規模に対してドライヤー・洗面台数共に少なすぎる。まともな時間に乾かそうとしたら行列必至。その割に脱衣所は隙間風がひどくて冷えやすい。倍あっても行列ができるような気すらする。万座のように中毒死の危険性があるような場所でも無し、せめて風通しはもう少しなんとかならないのだろうか。

シャンプーも格段説明なく石鹸シャンプーが鎮座していたが、普通のシャンプーと異なり酸性のリンスを必要とするためちゃんと石鹸シャンプーは石鹸シャンプーと明記していただきたい。環境に配慮する前に人間に配慮したらどうだ。ここは自宅じゃないぞ。

壁についていたワールドドライヤーとか言う代物は最低だった。あの風はどこに向かって吹いているのか。さすがメイドインアメリカは奔放さが違う。明らかに古い代物なので別に新しいドライヤーがあった点だけは評価したいがそれ以外に評価すべき所はない。

ここまで酷評したくなる場所に今後行くことがあるのか疑問に感じてしまうほどひどい場所だった。

佐野川温泉

佐野川温泉(公式なし)

住所:山梨県南巨摩郡南部町井出3482−1

利用:日帰り

評価:★★

洗面台数/ドライヤー数:3/2

機種:Panasonic EH-NE36

洗い場数:4

感想:質よりやはり台数。

ここの評価は迷いました。施設が古そうな印象だったので多少汚くても仕方ないと思っていましたが行ってみたら意外や意外。綺麗な浴室と設備じゃありませんか。きっと管理者の方がよくよく手入れしてくださっているんでしょう。ドライヤーも確認してみたら大衆的な温泉ではあまり見ない高級機種じゃありませんか。こりゃ★3つつけたいなと思ったわけです。

でもねぇ、やっぱり2台というのは不安が残ってしまうんですよ。だってロングヘアの人2人居たら15分強待ちぼうけです。一緒に来た若いお姉さん二人がおしゃべりしながら入浴して髪を乾かし始めたらアウトなわけです。3台あれば大抵の場合大丈夫。3人組のお姉さんはそもそもあまり多くないですし、居たとしても3人全員がロングヘアって事は多くはありません。そして高齢者は大抵ショートヘア。5分もしないうちに乾くのでがつがつ回転できます。2台と3台の壁は恐ろしく厚いのです。

高級ドライヤーの存在はとてもありがたいものです。しかしとにかく風を当てなければ全ては始まりません。心苦しさはありますが★2つ。無念。